こんにちは〜。宅建合格大学生のれつです。
就活生やこれから就活をする学生のみなさん、
「不動産業界に興味あるけど、宅建を持ってる人の方が有利なのかな?」
と思ったことはありませんか?
かく言う僕も、宅建資格ナシで不動産業界の就活を経験し、同じ疑問を持っていました。
この記事では、そんなみなさんの疑問に答えます。
結論:持っていても有利じゃないし、持っていなくても不利じゃない
早速結論です。
宅建を持っていなくても、不動産業界の就活は全く不利ではありません。
また、逆に宅建を持っているだけで有利になることも考えにくいです。
これがこの記事で言いたい事の全てです。
このまま終わりにしても良いくらいなのですが…
一応、理由を以下で説明します。
気になる人は見てみてくださいね〜。
理由1:もってないのが当たり前
そもそも不動産業界を志望する就活生は、
宅建資格を持っていない人がほとんどです。
持っていないのが当たり前と思っていいでしょう。
その根拠となるデータが以下です。
宅建試験を運営する不動産適正取引推進機構によれば、令和元年度の宅建試験受験者数は約220,000人で、合格率は17% 。
そのうち学生は約25,000人(11.4%)です。
(出典:不動産適正取引推進機構、令和元年度宅地建物取引士資格試験実施結果の概要)
上記のデータから、仮に学生の合格率も17%とすると、令和元年度は約4,200人の学生が宅建試験に合格した事になります(中高校生含む)。
高校や大学1〜2年で宅建を取得した学生も多少いると想定すると、
かなり多く見積もっても宅建を持っている就活生は12,600人と考えられます(4200人×3年分=12600人)。
そして近年、大卒の就活生は40万人程です。
よって、就活生のうち宅建資格所有者は多く見積もっても3.15%しかいないと予測できます。
つまり、少なくとも97%の就活生は宅建資格を持っていないのです。
ライバルの殆どが資格を持っていないという同じ条件なので、
持っていない事が不利にはたらくとは考えにくいですよね。
僕自身、不動産業界の就活で説明会や集団面接を通して100人以上の就活生と一緒になりました。
しかしその中で、社員さんの「宅建持ってる人いますか?」といった問いに対して「持っている」と答えた就活生は2人しかいませんでした。
理由2:ポテンシャル採用
新卒の就活はポテンシャル採用と言われています。
つまり企業が学生に求めるのは、入社後即戦力になる資格や経験より、
入社後に成長し、活躍できる素質ということです。
不動産業界で言えば、就活時点で宅建を持っていることよりも、自分の将来性=ポテンシャルをアピールすることの方が遥かに大切なのです。
なので、宅建資格を持っている人がそれだけで就活で有利になることはありません。
ちなみに僕が就活で見てきた不動産業界の人事の方々は皆さん口を揃えて、
「宅建は就活時点では持っていなくていいです。内定後・入社後に取っていただきます。」
とおっしゃっていました。
まとめ:宅建はもっていなくても就活には問題なし
・宅建を持っていない就活生は全く不利じゃない
・他の就活生も97%は持っていない
・現在の資格よりも、数年後に活躍できる素質が求められる
以上のことを踏まえ、
宅建資格を持っていなくても自信をもって就活に臨んでください。
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