本記事では、宅建士の登録実務講習の修了試験に一発合格するための2つのポイントを紹介します。
このポイントを押さえれば、勉強せずに合格することも可能です。
これから登録実務講習を受ける人には必ず役立つ情報です。
ぜひ参考にしてください。
事前知識:登録実務講習の概要
- 日程:通信学習(1ヵ月)、スクーリング(2日間)、修了試験(1時間)
- 試験回答時間:60分
- 試験方式:マークシート、教材持ち込み可
- 合格基準:〇✕と記述各8割以上の正解
【この記事を読む前に、登録実務講習の全体像を把握しておきましょう。】
登録実務講習 合格の2つのコツ
- テキストに勝手にマーカーを引かない
- 講師が指示した部分のみ、マーカーと付箋(ふせん)を付ける
上記2つのポイントを実践すれば、登録実務講習には合格できるでしょう。
なぜなら、スクーリングで講師がマーカーを引かせた部分からのみ、
試験問題が出題されるからです。
以下で解説します。
テキストに勝手にマーカーを引かない
登録実務講習は、
通信学習(1か月)とスクーリング(2日間)から成っています。
このうち通信学習では、
テキストに勝手にマーカーを引くことは絶対にやめてください。
理由は、講師の指示でマーカーを引いた部分からのみ、試験問題が出題されるからです。
そのため、講師が指示していない所に勝手にマーカーを引いても意味がありませんし、
講師の指示でマーカーを引いた所を見つけづらくなります。
よって、テキストには勝手にマーカーを引かないようにしてください。
講師が指示した部分だけにマーカーと付箋(ふせん)をつける
通信学習期間が終わったら、
マーカーを引いていないきれいなテキストを持ってスクーリングに臨みます。
このとき、通常の教材と筆記用具にプラスして
- 蛍光色のマーカーペン
- 付箋(ふせん)
を持っていきましょう。
スクーリングでは先程と対照的に、
講師が指示した部分は必ずマーカーを引きましょう。
理由は、マーカーを引いた部分から試験問題が出題されるからです。
スクーリングの講師は講習中に何度も
「この部分にマーカーを引いておいてください」
「この部分はチェックしておいてください」
と言います。
講習中は居眠りをしたり気を抜かず、
この言葉を聴き逃さないようにしましょう。
そして必ずマーカーを引きましょう。
多くの場合、マーカーを引いた部分が、修了試験問題の答えになります。
また、マーカーを引いた部分には付箋(ふせん)を貼っておきましょう。
なぜなら、修了試験はテキストの持ち込みができます。
つまり、テキストのマーカーを引いた部分を見ながら試験を解くことができます。
この時、マーカー部分に付箋を貼っておくと、
試験中に見つけやすくなります。
便利ですし、時間短縮にもなります。
ですのでマーカーを引いたページには、
ついでに付箋も貼っておくと良いでしょう。
注意:遅刻・欠席は絶対ダメ!
登録実務講習の2日間のスクーリングには、
絶対に遅刻・欠席しないようにしてください。
なぜなら、一度でも遅刻・欠席すると修了試験を受験できないからです。
遅刻・欠席をすると講習を初めから受けなおすことになり、
時間もお金もムダになってしまいます。
体調不良の場合は仕方ありませんが、
寝坊や電車の乗り換えミスには充分気を付けましょう。
補足:勉強しなくても合格できます。
正直、登録実務講習は勉強をしなくても合格が可能だと思います。
試験では自分の知識が問われるというより、上記の通り、テキストから答えを探し出す作業が中心になります。
ですので、事前に1か月間の通信学習期間が用意されていますが、
事前の勉強は必須ではありません。
まとめ:マーカーペンと付箋を持って話を聴いていればOK。
上記の通り、登録実務講習では事前の勉強はあまり重要ではありません。
それよりも、スクーリング当日に講師の話を集中して聴くことが大切です。
講習当日はあまり身構えず、気楽に臨んでください。
時間に余裕を持って、マーカーと付箋を忘れずに臨みましょう。
【登録実務講習の次はどうしたらいいの?】
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