先日、資格学校のTACの登録実務講習を受けてきました。
今回はその感想や、TACの良い点・悪い点をお伝えします。


TACの登録実務講習の流れ

TACの登録実務講習の流れを簡単に説明します。
<登録実務講習の流れ>
それぞれ以下で解説します。
通信学習(1ヵ月)
通信学習では、資格学校から届いた通信教材を使い、約1か月自己学習します。
スマホでTACの会員サイトにログインし、
Webで約3時間分の映像授業を観る形です。
再生速度を変える機能もあり、
僕は常に1.6倍速で観ていました笑
スクーリング(2日間)
スクーリングでは、2日間TACの校舎に通い、講師の授業を受けます。
黒板のある30~40畳くらいの教室に20人程の受講生がいました。
担当講師は、不動産鑑定士の資格をお持ちの穏やかな方でした。
授業は終始分かりやすく、
「法律上は○○だけど、実務上は○○となっています」
といった、まさに実務講習でした。
修了試験
修了試験はスクーリング2日目の最後に行われます。
これに合格することで登録実務講習の修了が認められます。
試験の内容は以下の通りです。
- 回答時間:60分
- 方式:マークシート、一部教材持ち込み可
- 〇✕問題:30問
- 記述問題:30問
- 合格基準:〇✕と記述各8割以上の正解
なお、修了試験の合格率は97~99%程度と言われていて、基本的には受かります。
ちなみに僕は〇✕が満点、記述が1問ミスで合格でした。


率直な感想:大きな不満はナシ!

さすがは大手といったところでしょうか。
特に大きな不満点はありませんでした。
修了試験も無事、合格することができました。
TACの良い点・悪い点
細かい部分で、良い点・悪い点をまとめました。
【〇良い点】
- スマホで受講できる(通信学習期間のみ)
- アクセスが良い
- 大手の安心感
【✕悪い点】
- 料金が高い
良い点
スマホで受講できる(通信学習期間)
個人的に1番大きなメリットはこれだと思います。
TACでは、スクーリング前の通信学習の映像教材をスマホで観ることができます。
そのため外出先など、場所や時間を選ばずに学習を進められます。
同じく大手資格学校のLECの場合、映像教材はDVDで届きます。
そのため、PCやDVDレコーダーの準備が必要で、
勉強できる場所も自宅などに限られます。
場所・時間を選ばず気軽に勉強ができるという点で、TACの実務講習は優れていると言えます。
アクセスが良い
TACは全国36カ所に校舎があります。
そしてその多くは主要都市の主要駅から徒歩圏内の場所にあります。
そのため、多くの人にとって通いやすい立地です。
資格学校に通うスーリングは2日間だけですが、
万が一遅刻すると修了試験を受けられません。
そのため
「朝早起きするのが苦手・・・」
と言う方は特に、自宅からのアクセスの良さは重要なポイントです。
ちなみに僕が通った校舎は、
県庁所在地の主要駅から屋根つづきで徒歩3分という好立地でした。
キレイで明るいオフィスビルの中だったので気分も上がりました。
大手の安心感
TACと言えば、多くの人が一度は耳にしたことのある資格学校です。
基本的に講習の内容はどの資格学校も変わりません。
ですが慎重派の方や無難に王道を選びたい方は、
TACのような大手の学校を選ぶと良いかも知れません。
悪い点
料金が高い
逆に悪い点は、講習費用が22,000円とやや高いことです。
| 名称 | 料金 |
| TAC | 22,000円 |
| LEC(東京リーガルマインド) | 21,000円 |
| 不動産流通推進センター | 21,400円 |
| 日建学院 | 22,000円 |
| TAKKYO | 13,000円 |
上の表は登録実務講習の実施機関の一部とその料金です。(2019年度実績)
TAKKYO(13,000円)が圧倒的に安いのもありますが、
やはりTACの料金は高い部類に入ります。
「なるべく出費は抑えたい・・・!」
という方にはTACはおすすめではありません。
まとめ:TACを選べば間違いない!

そもそも登録実務講習の内容自体は難しいものではないため、
おそらくどの資格学校を選んでも特に問題はないと思われます。
少なくとも僕の口から言えるのは、
「TACを選んでおけば講習内容に関しては間違いない!」
ということです。
この点は、僕が保証します。
【登録実務講習の次は何をしたらいいの・・・?】↓





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