今度登録実務講習を受けるんだけど、
落ちてしまわないか不安だな・・・。
安心してください!
登録実務講習の修了試験は簡単な内容ですよ。
そうなんだ!
良かった~。
でも、油断は禁物です。
実は思いもよらない理由で
不合格になってしまう場合もあるんです。
不動産仲介・販売業において一定以上の実務年数が無い人が宅建士になるには、
宅建試験合格後、登録実務講習を受ける必要があります。
この登録実務講習では、
講習の最後の修了試験に合格しなければなりません。
今回は、この登録実務講習に落ちてしまう意外な理由をご紹介します。
登録実務講習 修了試験の難易度は?
まず、登録実務講習の修了試験の難易度をお伝えします。
正確な統計データなどは発表されていませんが、
修了試験の合格率はおよそ99%程度と言われています。
かなりの高水準となっていますね。
基本的に試験の内容自体は難しくなく、
宅建試験に合格した人なら簡単に合格できます。
講習中に講師の方の話をある程度聴いて理解できれば、
修了試験の合格のためには問題ないかと思います。
ですので、試験の難易度については心配する必要はないでしょう。
登録実務講習に落ちる理由
前章で述べた通り、
およそ99%の人は無事修了できるのが登録実務講習です。
では逆に、少数ながら落ちてしまう人はどんな人なのでしょうか。
実は意外と単純な理由なのです。
講習に遅刻する
登録実務講習に落ちる最大の原因は「遅刻」です。
登録実務講習は通常、
2日間のスクーリング(資格学校に通い講義を受ける)があります。
このスクーリングに1度でも遅刻した場合、
講習の最後にある、修了試験の受験資格を失います。
そのため試験に落ちるというよりも、
スクーリングに遅刻することで修了試験を受けられず、
結果として登録実務講習を修了できないこととなります。
イメージとしては、
全体の内”1%”の人がスクーリングに遅刻して落ち、
残りの”99%”の人は試験を修了試験を受け無事合格するという形です。
逆に言えば、遅刻せず修了試験さえ受ければ合格できる、
と捉えることもできます。
「落ちる理由ってそんなこと?」と思った人もいるかも知れません。
しかしこれは、登録実務講習を担当する講師の方から聞いた情報ですので、
確かなものだと思われます。
全く勉強しなくても合格できる?
登録実務講習に落ちる人の大半は、
講習での遅刻が原因であることが分かりました。
では、遅刻さえしなければ、
一切勉強しなくても修了試験に合格できるのでしょうか?
答えは「YES」です。
ただし、勉強せずに合格するには、講習の受け方にコツが必要です。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:遅刻だけはしないように!
2日間の講習に一度でも遅刻すると、
修了試験の受験資格を失います。
遅刻だけはしないよう、
目覚ましのアラームは多めにかけておきましょう。
修了試験の対策としては、
テキストに軽く目を通し、講習内容を真剣に受ける程度でOKです。
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