こんにちは、宅建合格大学生のれつです。
今回は宅建士資格を取得する5つのメリットを紹介します。
宅建に興味がある ・ 取得を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
独占業務に常に需要がある
宅建士には独占業務があります。
以下の3つの独占業務は、宅建士のみが行える業務として法律で定められています。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書への記名・押印
- 37条書面への記名・押印
これら3つは全て、不動産の売買や賃貸を行うのに必須の業務です。
(仲介業者を挟まない自ら賃貸の場合を除く)
つまり家や土地の取引には必ず宅建士が必要なのです。
人にとって住まいは必ず必要なものです。
よって、社会において宅建士は必ず必要な存在と言えるでしょう。
宅建士になるということは、人や社会から必要とされる存在になるということなのです。
転職・独立開業に役立つ
転職に役立つ
宅建士資格は不動産業界への転職に役立ちます。
一般的に、中途採用をする企業は即戦力になる人材を欲しています。
また不動産会社は、各店舗で従業員5人につき1人以上の割合で宅建士をおく義務があります。
そのため、不動産業界に転職する際に宅建資格を持っていることは、自分の即戦力性や必要性をアピールする武器になります。
独立開業も可能
さらに宅建士の中には、独立し自ら不動産会社を開業する人も少なくありません。
独立開業する会社の多くは不動産仲介という業態です。
(町の小さな不動産屋さんをイメージしてください)
この不動産仲介会社を起業する最大のメリットは、在庫を抱えなくてよい点です。
詳細な説明は省略しますが、ビジネスモデル上商品を仕入れる必要がなく、大きな出費は人権費のみです。
よって、赤字・倒産のリスクが減らせます。
以上の通り、宅建取得は転職や独立開業にも役立ちます。
収入を増やせる
資格手当がもらえる
宅建資格を取ると収入を増やすことも可能です。
例えば、多くの不動産会社には資格手当があり、宅建資格を持っていると毎月2~3万円程の手当が貰えます。
(営業社員だけでなく、事務員の方も手当が出る会社もあるようです)
つまり、年間で24~36万円も収入を増やすことができます。
毎月の基本給を3万円増やしたり3万円の残業代を稼ぐよりも、宅建を取って何もしなくても毎月3万円の手当をもらえる方がお得なのは言うまでもないですね。
不動産業界への転職による収入UPも可能
また、宅建資格を活かして他業界から不動産業界に転職することで収入を増やすことも可能です。
ただし、一般的に ”不動産=高収入” のイメージがあるかも知れませんが、実際には業態や企業によって様々です。
高収入という安易なイメージだけで不動産業界を目指すのは危険です。
他の資格試験の勉強に活かせる
他の資格と試験範囲が重なっている
宅建士資格を取ることで、他の資格試験にも活かせます。
宅建試験で出題される科目のうち、以下の範囲は他の資格試験と重複しています。
- 民法 ー 法律系国家資格(行政書士 等)と重複
- 宅建業法 ー 不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナー(FP)と重複
そのため、宅建試験に合格した翌年に行政書士試験に挑戦する方もいらっしゃいます。
かくいう僕も、10月の宅建士の試験に合格した後、翌年1月のファイナンシャルプランナー3級試験で合格点を取りました。
勉強グセがつく ←最強
また、宅建試験の勉強をすると勉強グセがつきます。
実はこれが最強です。
宅建試験の標準勉強期間は一般的に3~6ヵ月と言われています。
これだけの期間継続して勉強していると、勉強グセがつく人も少なくありません。
勉強グセがつくと勉強が習慣化し、当たり前になります。
勉強に対する苦痛や拒否反応も減ります。
なので、宅建試験が終わったタイミングで間隔を空けずに他の試験の勉強を始めると良いでしょう。
勉強することが当たり前になっているため、抵抗なく次の勉強にシフトできます。
自信につながる
最後に、宅建の取得は自信になります。
宅建試験の合格率はおよそ15~17%です。(10人中8人は落ちる)
また、勉強時間は300時間、期間にして3~6ヵ月と言われています。
あなたが宅建試験に合格したとき、
「300時間勉強して、合格率15%の壁を越えて宅建試験に合格したんだ。」
と自分の努力を誇ってください。
それがあなたの自信になります。
宅建試験に合格することは、学歴コンプレックスや劣等感を抱えている方にとって、良い影響をもたらすかも知れません。(私もそうでした)
ちなみに僕の場合は、宅建試験に合格した際、友人・知人から
「すごいね!」
と褒められたことで自信がつきました。
まとめ:メリットしかない
以下、宅建士資格を取るメリットのまとめです。
- 独占業務に常に需要がある
- 転職・独立開業に役立つ
- 収入を増やせる
- 他資格に活かせる
- 自信がつく
当然、メリットこそあれ、デメリットは皆無です。
試験は受験資格がなく、老若男女だれでも受験できます。
また一度試験に合格したり、資格登録をすれば一生ものです。
(宅建士証は5年更新ですが、更新しなくても合格や宅建士登録は一生消えません)
【宅建取得を検討している・目指している方におすすめの記事】
ぜひ、宅建士を目指してみてはいかがでしょうか。
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