「受験生なのに勉強のやる気が起こらない・・・」
「テストが近いのに勉強する気になれない・・・」
「資格の勉強・・・今日はやらなくていっか・・・」
人は誰しも、やる気がでないときがあるものです。
そこで今回は、僕が宅建試験の勉強をしていた頃、
やる気がでなくても毎日5時間以上勉強できた方法を紹介します。
とてもシンプルで勉強以外にも活かせる方法なので、ぜひ試してみてください。
とりあえず最初の”15分”だけ勉強してみる
早速この記事の答えです。
やる気がでないときの対処法は、とりあえず少しだけ勉強してみることです。
「その程度のこと?」
と思った方もいると思いますが、この程度なのです。
事実僕は宅建試験の受験前、この方法で1か月間毎日欠かさず5時間以上勉強できました。
以下で詳しく解説します。
とりあえず始めてみると意外と続けられる
「とりあえず15分だけ勉強しよ・・・」
~15分後~
「まだもうちょっと勉強できそうかも・・・」
僕はどれだけ勉強のやる気がない日でも勉強机に向かって座り、
「とりあえず15分だけ勉強してみよう。」と勉強を始めていました。
するとその15分後、「まだもうちょっと続けられそうだな・・・」と思えるのです。
そしてそのまま1時間、2時間・・・と続けて勉強することができました。
つまりやる気がなくても、最初の15分間を頑張ってやり始めると、それ以降は意外と簡単に続けられるということです。
最初の”15分”を頑張るためのマインド
とはいえ、やる気がないと最初の15分すら頑張れないこともあると思います。
そこでここからは、最初の15分を頑張るための心構えや考え方(≒マインド)を3つお伝えします。
3つの中で自分的に一番ピンとくる考え方があれば、採用してみてください。
<最初の15分を頑張るためのマインド>
- ”0→1が一番大変” 理論
- ”やる気は行動してから出てくる” 理論
- ”やる気なんて存在しない” 理論
”0→1が一番大変” 理論
とても重い物が乗った台車を想像してください。
あなたは今からそれを押して運びます。
このとき、台車が動き始めた後よりも、動き始めるまでの方がより大きな力で押す必要があるはずです。
台車の速度を1から2にする時よりも、0から1にする時の方が多くの力が必要で、大変なのです。
言い換えれば、動き出し(0→1)の時が一番パワーが必要ということです。
これは勉強に置き換えることができます。
勉強をしていない”0”の状態から、勉強を始めた”1”の状態にするのが一番大変なのです。
逆に言えば、15分間勉強をした”1”の状態から、30分間勉強をする”2”の状態にするのは、0から1にするとき程大変ではない、ということです。
つまり、「勉強は一度始めてしまえば後は楽になる」という考え方です。
”やる気は行動してから出てくる” 理論
次は、家からアルバイトや仕事に向かう場面を思い出してください。
朝起きた時や身支度をしているとき、
「めんどくさいな・・・」「行きたくないな・・・」
と憂鬱になることでしょう。
しかしいざ職場について働き始めると、多少なりともやる気が出てきて頑張れる、ということはありませんか?
これは、
- 職場に向かう
- 働き始める
という行動をしたことによって、後からやる気が出てきたのだと考えることができます。
このことは勉強についても同じです。
勉強を始める前は、勉強に対するやる気は無くて当たり前と考えましょう。
なぜなら、やる気は勉強を始めた後から自然と湧いてくるものだからです。
”やる気なんて存在しない” 理論
これは開き直った考え方です。
やる気を出そうとするのではなく、そもそもやる気の存在を否定する考え方です。
みなさんは、勉強のやる気が自然と湧いてくるのを待っていませんか?
そこで、「やる気なんてものは存在しない」と考えてみてください。
そうすると、やる気が出るのを待つことは無意味です。
そもそもやる気が存在しないとしたら、いくら待っても出てくるはずありません。
さらに、やる気が存在しないなら、やる気が出なくてもやるしかないですよね。
強引な考え方ではありますが、どうしてもやる気が起きない方は
「やる気なんて存在しないんだ」
と割り切り、やる気が出なくてもとりあえずやる習慣をつけるのもアリかと思います。
まとめ:やる気を出す魔法はない
<やる気がでないときの対処法>
<最初の15分を頑張るためのマインド>
- 0→1が一番大変
- やる気は後から出てくる
- やる気なんて存在しない
長々と精神論を書いてしまいましたが、要するに
やる気を出す魔法のような方法などないということです。
やる気がでるのを待って何もしないのではなく、とりあえず15分だけ勉強してみましょう。
意外とやる気が湧いてくるかも知れませんよ。
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