本記事ではユーキャンの宅建士速習講座を受講した感想や良い点・悪い点を紹介します。
結論から言うと、「とにかく短期間で合格したい!」という方にはおすすめできます。
ちなみに僕はこの講座を利用して、3ヵ月という短期間で宅建試験に一発合格しました。
宅建の勉強に通信学習を検討している人、短期間で合格したい人はぜひ参考にしてください!
良い点・悪い点
【良い点】
- 3ヵ月で合格できる
- 外出中も勉強しやすい
- 質問ができる(メールor郵送)
【悪い点】
- 料金が高い
- 映像授業が弱い
良い点
3ヵ月で合格できる
これがこの講座最大のメリットです。
宅建試験の勉強期間は一般的に6ヵ月程です。
しかしこの講座は、3ヵ月という短期間で合格を目指すものです。
実際僕はこの講座を利用して、勉強期間3ヵ月で一発合格できました。
短期間で試験に合格できることが、この講座の最大のメリットです。
外出中も勉強しやすい
この講座のテキストは、A5サイズ(A4用紙の半分の大きさ)です。
また科目ごとに分冊されており、厚さは1~1.5cm程度です。
そのため、カバンに入れて持ち歩きやすく、外出中やスキマ時間でも勉強しやすいです。
宅建試験合格には300時間の勉強が必要と言われています。
しかし、社会人や多忙な学生さんが300時間も机に向かって勉強するのは難しいでしょう。
そのため、テキストを持ち歩いて外出中やスキマ時間で勉強できることはメリットになります。
質問ができる(メールor郵送)
ユーキャンの講座では、学習内容についてメールか郵送で質問ができます。
宅建を独学で勉強すると、費用は安いですが分からないことを質問する相手がいません。
逆に資格学校なら講師に質問できますが、費用が20万円前後かかってしまいます。
その点、ユーキャンの通信講座は質問できるうえ、料金は資格学校の半額以下です。
悪い点
料金が高い
ユーキャンの速習講座最大のデメリットは料金が高いことです。
2019年度は59,000円でした。
他社の通信学習講座は
- フォーサイト:42,800円~
- スタディング:18,500円~
と、ユーキャンの講座料金が高いことが分かります。
【↓料金が安いスタディングとフォーサイトの宅建士講座はコチラ↓】
映像授業が弱い
近年、通信学習では映像授業が増えています。
もちろんユーキャンも映像講義は見れます。
しかし、ユーキャンでは「映像は補助教材」という位置づけのようです。
基本は紙のテキストで勉強し、分かりづらいところは映像で捕捉する、という方針でした。
ですので、「映像やオンラインの学習をメインにしたい」という方にはおすすめできません。
おすすめな人・おすすめしない人
【こんな人にはおすすめ】
- 6月以降に勉強を始める人
【こんな人にはおすすめしない】
- 5月以前から勉強を始める人
- 費用を安く抑えたい人
- 映像講義やオンライン学習をメインにしたい人
こんな人におすすめ
6月以降に勉強を始める人
ユーキャンの速習講座は3ヵ月で合格が可能です。
宅建試験は毎年10月下旬なので、6月以降に勉強を始める人にはこの速習講座をお勧めします。
こんな人にはおすすめしません
5月以前から勉強を始める人
5月以前だと、そもそも速習講座の申し込み受付が始まっていない可能性が高いです。
勉強は早く始めるに越したことはありません。
ユーキャンの速習ではない通常の講座、もしくは他者の講座を利用し、できるだけ早く勉強を始めましょう。
費用を安く抑えたい人
先程「悪い点」として挙げた通り、ユーキャンの講座は他の通信学習に比べて料金が高いです。
そのため、学習費用を安く抑えたい人にはおすすめできません。
映像講義やオンライン学習をメインに使いたい人
これも「悪い点」で挙げましたが、ユーキャンの宅建士講座は映像・オンライン学習の面がまだ弱いです。
そのため、映像授業やオンライン学習を利用したい人は他者の通信学習を使うべきです。
ユーキャン 宅建士速習講座の概要
前記の通り、この講座の最大の特徴は、速習講座であることです。
3ヵ月という短期間で合格を目指せます。
実際に僕も7月下旬からこの講座で勉強を始め、10月下旬の試験に合格できました。
ただしこの講座は申し込み期間が限られています。
2020年はおそらく6月ごろから申し込みができると思われます。
教材(紙教材メイン+補助的に映像授業)
- 基礎テキスト(参考書)×3冊
- 実践テキスト(問題集)×3冊
- 完成テキスト(添削付き模試1回分収録)×1冊
- 統計資料テキスト(5問免除の統計問題の対策テキスト)×1冊
- 補助教材としてWeb講義もあり
以上の教材を使います。
(教材内容は2019年度のものです)
学習の進め方は以下の通りです。
- 基礎テキストを一通り流し読む
- 実践テキストを一通り解く
- 完成テキストを一度解く
- 実践テキストに戻り、何周も解き続ける
- 試験直前期に統計資料テキストを確認する
基本的に、実践テキストという問題集を繰り返し解き続けることで、知識の定着を図るものです。
実際、問題集の1周目は解けない問題ばかりでしたが、2回、3回・・・と解いていると解ける問題がドンドン増えました。
料金:59,000円(やや高い)
料金は、2019年度は59,000円でした。
通信学習なので独学よりは高くつきますが、当然資格学校に通うより安いです。
ですが、正直この料金設定はやや高いと思います・・・。
繰り返しになりますが、同じ通信学習でも
- フォーサイト:42,800円~
- スタディング:18,500円~
といった感じで、最低料金はユーキャンより安いところが殆どです。
しかし、ユーキャンの講座は速習講座ですので最短3ヵ月で合格できます。(僕が証明です)
ですので
- 最短期間で合格したいならユーキャン
- 価格を抑えたいならスタディングやフォーサイト
というように、ご自分の方針に合ったものを選ぶと良いでしょう。
合格率:データ非公表
ユーキャンは速習講座の合格率を公表していません。
ただ僕はこの講座を利用して合格したので、参考までに僕のスペックを記しておきます。
- 私立文系大学生
- 非高学歴
- 大学は推薦入学
- 法律ド素人
こんな僕でもユーキャンの速習講座を使えば合格できました。
感想:料金は高めだけど内容には満足!
講座の内容には不満はありませんでした。
教材の中身も出題ポイントに絞ってあり、無駄のない印象でした。
内容が理解しづらい民法(権利関係)のテキストには必ず図が添付してあり、比較的分かりやすかったです。
そして何より、僕が3ヵ月という短期間で合格することができたのはユーキャンの速習講座のおかげです。
ですので講座の内容については満足しています。
「とにかく短期間で合格したい!」という方にはおすすめです。
コメント