本記事では神奈川県で宅建士の資格登録を受ける際の手続きについて徹底解説します。
- 必要書類
- 費用
- 申請場所
- おすすめの効率的な手順
の全てを記載しているので、神奈川にお住まいで宅建士の資格登録がお済みでない方は参考にしてください。
そもそも宅建士の資格登録とは?
宅建士の資格登録とは、宅建士になるために必須の手続きです。
宅建試験合格者のうち、2年以上の実務経験がある(もしくは登録実務講習を修了した)人が、この資格登録を受けることができます。
資格登録を受けた後、宅建士証を交付されてはじめて、宅建士として業務を行えます。
【登録実務講習に関する詳しい説明はコチラ】
【宅建士になるまでの手順・流れはコチラ】
登録申請に必要な書類
- 登録申請書
- 誓約書
- 身分証明書(身元証明書)
- 登記されていないことの証明書
- 住民票の抄本(マイナンバー・本籍地不要)
- 合格証書の原本(提示のみ)
- 合格証書のコピー(白黒コピー可)
- 登録申請書用顔写真(3cm×2.4cm)
- 実務経験を証する書面
- 印鑑(登録申請書に押印したものと同一のもの)
登録申請書
宅建試験の合格証書に同封されています。
その他にも、申請場所の神奈川県宅建協会の窓口にも置いてあります。
誓約書
合格証書に同封されています。
身分証明書(身元証明書)
本籍地の市町村の市役所や行政センターで発行しています。
発行日から3ヵ月以内のものが必要です。
登記されていないことの証明書
法務局・地方法務局(本局)の窓口で発行しています。
なお神奈川県内だと、横浜地方法務局でのみ発行しています。
住民票の抄本(マイナンバー・本籍地不要)
申請者本人のみのもの。
市役所等で発行しています。
合格証書(原本+コピー)
原本とコピーの両方が必要です。
登録申請用顔写真(3cm×2.4cm)
申請前6ヵ月以内に撮影したカラー写真が必要です。
申請場所である神奈川県宅建協会の窓口にスピード写真機があるので、そこで撮影しても良いでしょう。
なお、この写真は宅建士証に貼り付ける写真ではありません。
実務経験を証する書面
実務経験2年以上の方は実務経験証明書
それ以外の方は登録実務講習修了証
印鑑(登録申請書と同一)
登録申請書に押印したものと同一のものを持参してください。
認印で可。スタンプ式は不可。
費用:37,000円
宅建士の資格登録には、手数料が37,000円かかります。
申請の際、窓口で支払う形です。
申請場所:神奈川県宅建協会本部(横浜市中区住吉町)
資格登録は、神奈川県宅地建物取引業協会本部に申請します。
場所は横浜市の中区住吉町、最寄り駅はJR・横浜市営地下鉄の関内駅です。
おすすめの申請手順
- ”登記されていないことの証明書” 以外の書類を全て揃える
- 横浜地方法務局で”登記されていないことの証明書” を発行
- そのまま神奈川県宅建協会本部へ(徒歩7分)
- 全ての書類を提出し、申請完了
”登記されていないことの証明書” 以外の書類を全て揃える
まず市役所で、登記されていないことの証明書 以外の書類を揃えましょう。
横浜地方法務局に行く
横浜地方法務局(最寄り駅:馬車道)で、登記されていないことの証明書を発行します。
1階受付で、「登記されていないことの証明書の発行」と目的を伝えると、行先を教えてもらえます。
なお、登記されていないことの証明書の発行時は300円分の印紙を買うことになります。
そのまま神奈川県宅建協会本部へ(徒歩7分)
登記されていないことの証明書をもらったら、全ての書類が揃ったのでそのまま登録申請を済ませます。
申請場所の神奈川県宅建協会本部に行くのですが、実は、横浜地方法務局から神奈川宅建協会までは徒歩7分で行くことができます。
そのため、登記されていないことの証明書の発行と資格登録の申請は同日に済ませると効率的です。
まとめ:法務局と宅建協会はセットで行くのがおすすめ
たくさんの書類が必要なので、不備なく、効率的に準備を進めたいですね。
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